Kengi mo maho mo chutohanpa dakara to kanden sareta shonen, dai seirei ni mihomerare saikyo no oruraunda to naru. Imasara kaette koi to iwaretemo, boken-sha kagyo ga tanoshi node o-kotowari shimasu! Raw free なにをやっても中途半端な伯爵家嫡男、ヘリオス・アークライト。 彼はあまりに何の才能もないことに愛想を尽かされ、勘当処分を受けることになった。そして追い出されるようにして街に出た彼は、支度金として渡された銀貨も使い果たし、途方に暮れる。 すると、そんな時だ。 『一つだけ願いを叶えてあげようか!?』 聞こえたのは、嘘のようなそんな声。 ヘリオスは上の空なまま、答えるのだ。 「中途半端な自分は嫌だ。とにかく、強くなりたい」――と。 その瞬間に、少年の運命は大きく動き出す。 何故なら、その声の主の正体は妖精や精霊の頂点に君臨する【大精霊】だったのだから。